Written By: 川俣 晶
「環七より西を探索してみたが豊作だったぞ」
「どんな風に?」
「怪しいものがてんこもり」
「下流部では凹んだ土地もあり、怪しさ満点」
「じゃあ確定?」
「いや、どれも状況証拠ばかり」
「ぎゃふん」
「雰囲気から言えば、環七旧道の手前までが天然水路。その先は人口の排水路っぽい気がする」
「自信がある?」
「いや。ない」
「これが怪しい開渠の残骸だ」